清塚祐子さん|Yuko KIYOZUKA
清塚祐子さん|Yuko KIYOZUKA
合格スクール | Aston Business School University of Leeds The University of Liverpool |
留学先(国) | イギリス |
専攻(メジャー) | MBA |
職業 | 某商社勤務 |
今回インタビューにご協力頂きました方は、商社勤務の清塚祐子さんです。清塚さんは食品関係を扱う商社で販売促進、海外営業、商品企画・開発と様々な業務を行っておられました。そんな清塚さんがMBA留学を目指したきっかけから伺いました。
Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?
Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?
大学2年生の時に半年間カナダに留学したのですが、当時からいつかは長期で留学がしたいと思っていました。
その後大学4年生の時に就職か大学院留学かで悩んだのですが、大学院留学をするための具体的なプランが作れなったというか、、、何を勉強したいかっていう事が明確に決められなかったんです。
なのでまずは社会に出て自分の本当にやりたいことを探そうと考えました。そのため仕事を選ぶ際にも色々な仕事ができる総合職を選びました。就職後希望していた通り販売促進、新商品開発、マーケティングと様々な仕事をさせて頂き、その中でもマーケティングを自分の専門にしたいと考える様になりました。仕事も6年間続けてそれなりに達成感も持てたので、そろそろ大学院留学を、、と思いました。
Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?
Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?
決めた時期が遅かったのと、仕事が忙しくなかなか時間が取れなかったので、何れかのサポートは利用したいと思い、まずはそういったサポート機関を調べました。
色々な会社でお話を伺う中で感じた事は、ただ有名な大学院に入る事が目的ではないので、しっかりと私の意見を聞いてくれて、個人を尊重してくれるところが自分にとって良いということでした。
こちらに伺ってカウンセラーの方とお話をしたところ、トップ校に執着せず、自分の適性に合った留学をサポートしてもらえるという雰囲気を感じましたので、こちらにサポート頂く事を決めました。大学留学をメインにターゲットにされている会社も多く、温度差を感じる事も多くありましたが、こちらは大学院留学を専門にされていらっしゃるので、その点でも非常にフィット感がありました。
Q3. 専攻や国、出願校、また進学校はどのように選ばれましたか?
Q3. 専攻や国、出願校、また進学校はどのように選ばれましたか?
専攻について、当初は、MS. Marketingを専攻しようと思いましたが、こちらのカウンセラーの方からMS. MarketingとMBAのそれぞれの概要を教えて頂いたところ、留学後にマーケティングを専門にしながら経営に携れる仕事がしたい私にとっては、経営学が幅広く学べるMBAの方が合っていると思い、MBAを選ぶことにしました。今回はMBAの中でも副専攻でMarketingが選べるコースを選びました。
国について最初は留学経験があったカナダを希望していました。実はイギリスという選択肢は最初はあまり考えていなかったんです。
その後カナダの大学院はGMATが必要だったり一年以上かかるコースが多い知りヨーロッパに目を向けるようになりました。イギリスは一年間で終了するMBAがほとんどなので詳しく学校やコース、環境などご紹介頂き、希望に合っていたのでイギリスを検討するようになりました。
出願コースに関しては、プログラムの評価が高く、マーケティングが副専攻で選べるMBAコースをご紹介頂き、「ロンドン以外の都市で、あまりロンドンから遠すぎない場所」が希望だったので、ロケーションで更に絞りました。更に時間の制約上、GMATの勉強をする時間がなかったので、GMATなしで出願が可能なコースへ出願する事にしました。
Q4. 留学のご準備で大変だったことや印象に残っていることがあったら教えてもらえますか?
Q4. 留学のご準備で大変だったことや印象に残っていることがあったら教えてもらえますか?
私の場合はエッセイでした。実は最初のドラフトを提出したときにライティング担当の方にかなりカツを入れられました、、これでは全く伝わりません、という様な内容を伝えられ、落ち込みました、、。
ただやはり第三者の目から見て伝わっていないのであれば審査官にも伝わらないという事なので、言って頂いて良かったと思います。時間がかかったのは、自分のキャリアゴールが明確になっていなかった事が原因でした。何度も「本当の私のキャリアゴールって何?人生で欲しいものって?」と自分自身に問いかけ、何度も書き直し添削頂くうちにようやく形になってきました。自分だけで準備をしていたらここまでのものは難しかったと思います。
また特にここで培った考え方やライティング能力は留学後も役に立つと思いますし、とても勉強になりました。書類の書き方については、本やインターネットで調べることはできると思うのですが、自分のケースで直接添削、修正してもらったのは大きかったですね。
IELTSに関しては、問題集を一冊買って解いてみたのですが、リーディングとリスニングは問題ないと思ったので勉強しませんでした。リスニングはカナダの留学経験が残っていたので問題なかったのだと思います。リーティングは仕事で法律関連の文章を読んだり書いたりする事もあるので、いつの間にか力が付いていたのだと思います。
なのでライティングとスピーキングのみ勉強しました。具体的にはライティングは書くしかないと思いましたので、沢山書きました。時間内に手書きで書くというのが慣れないことで難しかったので、問題を読んでひたすら書く練習をしました。スケジュール的に今年の出願に間に合わせるためには1回のテストで7.0をクリアする必要があったのですが、結果取れで安心しました。
Q5.今回複数校より合格を得ていらっしゃると伺いましたが、進学校はどのように検討されましたか?
Q5. 今回複数校より合格を得ていらっしゃると伺いましたが、進学校はどのように検討されましたか?
大変嬉しい事に、今回リーズ、アストン、リバプールより合格を頂いたんですが、まずリバプールはビジネス系以外の学位で評価の高い大学でしたので最初に省きました。
その後リーズとアストンで迷い、最初はロケーションと環境の問題でリーズにしようと思っていたんですが、、、その後イギリス在住の方にリーズは田舎過ぎるとアドバイスを頂き、最終的にはバーミンガムにあるアストンに決めました。
Q6. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、留学後の抱負をお聞かせ頂けますか?
Q6. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、留学後の抱負をお聞かせ頂けますか?
そうですね、やはり前職を活かした形で就職したいので、食品関連商品を扱う商社マーケティングの専門家として経営にも携る仕事がしたいと思っています。
卒業後のキャリアももちろん考えなければなりませんが、せっかく時間とお金をかけていくので中途半端になっていた語学力も含め留学中にいろんなことを吸収してきたいと思います。
Q7. 最後に、現在大学院留学を目指されていらっしゃる皆様へアドバイスやメッセージなどございましたらお願い致します。
Q7. 最後に、現在大学院留学を検討されている方や目指されていらっしゃる皆様へアドバイスやメッセージなどございましたらお願い致します。
大学院留学は大きな決断ですので、すごく迷っている方も多いと思います、、。
特に、社会人の方だと今のステータスを捨てる決断をすることが一番難しいですよね。 私も前職が好きでしたし、待遇にも満足していたので、辞める決断をするのには時間がかかりました。
でも、ありきたりですが、人生は一度きりです。ウジウジして決断できず、結果悔いの残る人生なんてつまらない。エイっと決めてしまえさえすれば、その後は意外と簡単です。その一歩、頑張って頂きたいと思います。