近藤雅之さん|Masayuki KONDO
近藤雅之さん|Masayuki KONDO
合格スクール | EDHEC Business School Thunderbird School of Management Hult Business School University of Birmingham |
留学先(国) | フランス アメリカ イギリス |
専攻(メジャー) | MBA |
職業 | Emporia State University |
今回インタビューにご協力頂きました近藤さんは、アメリカの大学をご卒業後、複数校に合格、その中でもイギリスの大学院へ進学されることを決められました。そんな近藤さんが大学院進学を決意されたきっかけからお話を伺いました。
Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?
Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?
かれこれ9年前の出来事なんですが、2002年に『スポルト』という番組で佐藤琢磨さんというF-1ドライバーがデビューするという事で特集をやってたんですよ、それを何気なく見ていたら“凄いなこの人!”と興味が湧いて、更に佐藤 琢磨さんを調べていくうちにより感銘を受けて、“この人と一緒に働きたい”と思ってしまったんですよね。
それからF-1チームのチームマネージャーかスポンサーコーディネーターですね、これになる為にはどうしたら良いのかといういのを調べていて、チームのHPを調べたら募集はしていたんですが、応募条件にMBA保持者というのがあったので、そこからMBAを目指す事になりました。それがきっかけです。
ただ、その時点で大学を卒業していなかったのと、応募要件に英語堪能という条件もあったので、まずはアメリカの大学に入ろうということから準備を進めました。
出来るだけ早く卒業したいと思ったので、資金にめどがついた時点で英語が出来なくてもとりあえず大学に入ってしまい大学付属の語学学校に半年お世話になりました。その後、1学期で18単位+夏に12単位で合計3年で卒業できる計画を立てました。
Q2.アメリカでの大学生活はご苦労された部分も多かったと思いますが、特にどういった部分が大変でしたか?
Q2. アメリカでの大学生活はご苦労された部分も多かったと思いますが、特にどういった部分が大変でしたか?
言葉の壁はもちろんですが、勉強と資金の工面ですね。
大学の授業はもちろん最初の頃はほとんど分からず、家に帰って教科書を読んで理解する日々でした。ただ、ネイティブよりも読むのに時間がかかるので、苦労はしましたが時間がかかっても理解さえ出来ればテストは取れるので、卒業は出来ますね。
資金は4年分の資金を行く前に働いて貯めたんですが、最初の頃に資金に余裕があると思いこんで(笑)、学費と滞在費以外の部分で旅行だとか、あと交通手段としてバイクを買ったりしてしまったので、少し足りない部分は祖父母に援助してもらう部分もありました。
大学院の費用は奨学金と学校でマーケテイングの仕事をするかわりに授業料一部免除、残りの足りない部分は学校でローンが組めるので、ローンと多少親にも支援をしてもらったりして用意しました。
Q3.出願校はどういった基準で選ばれましたか?
Q3. 出願校はどういった基準で選ばれましたか?
最初はたくさんのF-1チームが本社をイギリスに置いているのでイギリスに行けばコネクションも作り易いのかな、と安易な考えでイギリスと思っていたんですが、色々調べていくうちにそんなに簡単にはF-1チームには入れないだろうという事で、その前に一般企業で職歴を積み・結果を出してからトライしてみようという考えに変わり、一流企業とのコネクションを多く持っている学校にしようという基準にシフトしました。
あとはやっぱり評価の高いコースという事でランキングなど参考にして、かつ国際経験に対する評価が高い学校に絞り最終的にはイギリス・アメリカ・フランス3か国のコースに出願しました。
進学校は最後までフランスのEDHECとHultで迷ったんですが、就職先などを比較してみていった時に卒業後の給料面なども考えHultに分があるかなという事になりました。
Q4. 出願準備のスケジュールについては、どの様に進められましたか?
Q4. 出願準備のスケジュールについては、どの様に進められましたか?
実は凄く準備を始めるのが遅くなってしまったんですよね、、
というのはGPAを気にすあまり学校の勉強に時間が取られてしまって、GMAT対策などが遅れてしまっていたんです。本格的に始めたのは年末に近かったので、そこから3~4カ月位が凄く大変でした。
最初は自分でやろうと思っていたので、学校の目星をつけて必要条件を調べて、書類を集める作業から始めました。アメリカにいると残高証明書など書類を準備するのに時間がかかるので、そのせいで出願締め切りに間に合わないというのは避けたかったので。
その後にエッセイとGMAT対策を同時進行で進めていたんですが、やっぱり何校分もの準備を一人で進めるのは難しいと思ってサポートをお願する事にしました。
アメリカの大学に通っていると、ライティングセンターなどもあるので、そこでエッセイを見てもらう事も出来るんですが、コアな部分である内容を見てもらう事が出来ないんですよね、見てもらえるのは文法や表現方法、構成の仕方だけなので。
自分は内容のアドバイスをしてもらいたかったので、サポートの中で自分の経歴で出願校が求めているのは何なのか、何をどういう風にアピールしていけば良いのかといったアドバイスを頂けたことが本当に良かったです。やっぱりお願して良かったなと思いましたね。
このエッセイに加えてサポートをお願して一番良かったのは、スケジュール管理です。アメリカで大学に行っていると時間がないので、いつまでに何をしなければいけないというスケジュール管理をしてもらえるのは凄くありがたいと思います。
最終的には出願用のGMATスコアが取れたのが4月の中旬だったと思います。途中で空いた時期もあったので3カ月位の期間でスコアを伸ばしました。対策の中で行った事はやっぱり時間を意識して問題をこなす訓練と、傾向をつかむ部分です。実際文章は全て理解できていなくても傾向をつかむ事によってある程度の正解率を出す事が出来ました。
Q5. 今回近藤さんはアメリカ大学在学中に大学院準備を進められましたが、同じように海外在住の方へメッセージやアドバイスを頂けますか?
Q5. 今回近藤さんはアメリカ大学在学中に大学院準備を進められましたが、同じように海外在住の方へメッセージやアドバイスを頂けますか?
自分の場合は目標がはっきりしていたので、迷う事はなく目標に向かってやるだけでしたが、周りの留学生を見ていると、目標がない方たちはなんとなく来てなんとなく帰ってしまったり、留年してしまう方もいたので、やっぱり留学をされる方は目標をしっかり持つというのは凄く重要かと思います。
具体的な準備については、入学を希望する大学の出願締切日の最低でも一年前までには取り掛かり、エッセイとGMATを半年前までに終わらせておくと学校の選択肢が広がりますし、何より早い段階で出願すると合格率と奨学金の獲得率が高くなりますので是非早めに準備に取り掛かることをお勧めします。
やっぱり海外の大学に通っていると課題などもあって時間がないと思います。大学院の準備を併行するのは凄く大変なので、そういう場合はサポートを利用するのも有効だと思います。最初は僕も費用的に自分でやろうと思いましたが、自分の時間を有効活用する為にエッセイのアドバイスが得られたり、スケジュール管理やリサーチを頼むのは十分Payできる内容かと思います。自分の人生1回しかないので、、。
Q6. 最後に、今後の抱負をお伺い出来ますか?
Q6. 最後に、今後の抱負をお伺い出来ますか?
今回進学予定のHultは各国のCampusをローテンションで回れるので、出来るだけGlobal Experienceを積んで色々な経験をしてきたいと思います。
あとはしっかり就職出来るように頑張るという事ですね!