International Institute for Management Development (IMD)

International Institute for Management Development (IMD)
国際経営開発研究所

国際経営開発研究所（IMD）は、スイスのローザンヌに拠点を置くビジネススクールです。現在はローザンヌ以外にシンガポールにも校舎を持っています。その歴史は意外と古く、第二次世界大戦後の経済復興時代、企業の急速な国際化に伴い、スイスの主な企業の経営者や経営幹部を育成するため政府や企業が共同で設立しました。

そしてIMDが最も世界的知名度を上げるきっかけは、毎年発表している世界競争力年鑑です。世界競争力年鑑は世界各国の、インフラストラクチャ、政治/政策、マクロ経済、ビジネス効率などをベンチマークしラン付けしています。日本も含め世界の多くの企業や政府が自国の競争力の向上を目的に指標としている非常に影響力のあるランキングです。

コースはMBAやEMBA、Management Technologyといったコースが専門となり、大学院専門となり学部課程はありません。そのため各世界大学ランキングなどに出てくることはありませんが、世界の経営者などの間では知らない人はいない世界屈指のビジネススクールです。主に企業の経営者やリーダーを育成することを目的としているため、日本を含め各世界的企業の派遣留学先としても有名です。提供しているコースは、主にMBA、こちらは経営学修士号のプログラム、そしてEMBA、こちらはExecutive Master of Business Administrationの略称で、経営者向けのMBAプログラムとなります。

キャンパスは、スイスのローザンヌにあり、ローザンヌ湖の緑豊かな環境に囲まれています。キャンパスには、図書館、講堂、研究室、学生寮など、さまざまな施設が整っています。また、キャンパス内には、レストラン、カフェ、ジムなどの施設も併設されています。