Chinese University of Hong Kong

Chinese University of Hong Kong
香港中文大学

第二次世界大戦後、中国共産党によって中華人民共和国を設立された際、多くの大学が閉鎖や改組されました。こういった状況下に、多数の大学から多くの研究者や学生が香港へと移りました。香港へと移った彼らは、新たな教育機関として、1951年に新亜書院、1956年に崇基学院、1957年に聯合書院を設立しました。そして1963年にこれら3つの書院が統合され、香港中文大学８Chinese University of Hong Kong）が正式に設立されました。その後、国際的な成長を遂げ、現在ではアジアを代表する大学となっています。

香港中文大学は現在香港政府から資金援助を受けて運営される公立大学です。現在の特徴は、世界各国の大学と積極的な交流を進めていることです。そのため、学生は海外留学や国際プロジェクトに参加する機会を得ることができます。中国と英語両方に精通することができ、また中国研究は当然世界的な権威を持っています。

また、大学院の国際化も進み、英語で授与されるコースが多数あります。現在大学院では英語で履修できるコースが200以上あると言われています。これらのコースは、人文、社会科学、科学、工学、医学、ビジネスなど、非常に多岐に渡る分野を網羅しています。例えば、Political Science、Economics、MBA、LLＭ，Psychology、Chemistry、Mathematics、またComputer Scienceなどが有名です。年間の学費はコースや期間によって異なりますが、一般的に年間HK$150,000（約200万円）程度になります。

香港中文大学のキャンパスは、香港島の沙田区にあります。香港の主要な商業地区であるセントラルや金鐘から電車で約30分と、アクセスも良好です。広大な敷地に、大学施設、学生寮、食堂、スポーツ施設、その他多くの施設が揃っています。香港島の沙田区は、香港の北東部に位置するエリアです。香港中文大学をはじめとする多くの教育機関が集中する、教育地区として知られています。