大学院留学に必要な職歴とは。
大学院留学を検討する際に、専攻や学位によって関連する職歴や経験が求められる場合があります。その場合は出願する時期や計画にも大きく影響しますので、しっかりと確認の上準備を進めていく必要があります。
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職歴が求められているか確認する
海外の大学院では開講されているコース毎に出願条件が設定されています。出願条件とはその名の通り「出願するために出願者が満たしていなければいけない最低条件」となります。
その出願条件において、出願専攻に関連する職歴や経験が求められる事があります。代表的な例としては、ビジネス系のコースで「関連するFull-timeの職歴を~年以上持っている事」、教育系のコースで「教授経験を~年以上持っている事」、Health系のコースで「臨床経験を~年以上持っている事」、開発/国際系または公共政策系のコースで「~年以上Public Sectorにおける関連職歴を持っている事」、などという形で求められるケースが挙げられます。
同じ専攻であっても、もちろんコースにより職歴や経験が求められるコースとそうでないコースがありますので、ご自身のバックグラウンドにフィットするコースへの出願をする事が合格への近道となります。こういった出願条件は通常該当コースの公式HP上でAdmission requirementsとして公表されておりますので、出願校を検討する際は必ず確認が必要です。
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求められている職歴を証明する
上記の様に希望するコースの出願条件を確認し、関連職歴や経験が求められている場合は、通常履歴書やエッセイに記載する方法で経験があることを証明し、更にインタビュー(審査面接)が求められた場合には口頭にて詳しく伝えていきます。
またそういった経験について、第三者からの証明として該当する職歴や経験を評価する立場の上司または監督者より推薦状を提出してもらうという方法も有効です。
稀により厳格な証明として在職証明書など所属企業や組織からの証明書が求められる場合もありますが、多くの場合は上記の様に(願書への記載)、履歴書、エッセイ、推薦状を用いて証明する事になります。