大きく変わる留学費用。
アメリカの大学院は私立、州立が混在していますので、大学院にかかる費用も学校によって大きく変わってきます。
例えば州立で田舎の安い大学院であれば年間の学費、生活費込で250万円を切るところもありますが、私立の有名大学院になると年間700万円程度かかるところも数多くあります。ただこういった学校による学費の違いも注意しなければいけませんが、最近では為替レートの変動が大きく起こりますので、為替レートと入学する時期によってかかる費用が大幅に違ってくることも注意が必要です。ここでは1US$=110円にて計算していますが、皆さんが留学される時期の為替によって留学費用も上下することを覚えておいてください。
01
アメリカ私立大学院費用
アメリカの私立大学院にかかる総合費用(学費、滞在費込)は最低年間300万円は見た方が無難でしょう。私立大学院の利点は一クラスの学生数の少なさとスタッフのケアの良さです。州立大学院にはないきめ細やかな対応が期待できます。また州立大学の中でも、UC系(カリフォルニア大学郡)のようにトップスクールは、学費の高さも私立のトップスクールとそれほど変わらない学校も数多くありますので注意が必要です。
海岸沿いの学校と内陸部の学校を比べると物価の違いも然ることながら、学費、滞在費共に大きな違いが出ることも特徴です。またMBAコースで有名なビジネススクールは卒業までに1千万円程度かかる学校も数多くあることも特記しておきます。
授業料(1年間) | $ 20,000 - 50,000 |
滞在費(1年間食費込) | $ 15,000 - 20,000 |
合計 | $ 35,000 - 70,000 |
円建て | ¥3,850,000 - ¥7,700,000 |
02
アメリカ州立大学院費用
アメリカの公立大学院にかかる総合費用(学費、滞在費込)は最低年間200万円は見た方が無難でしょう。私立との差はスタッフのケアが届かないだけで教育水準が落ちることは一切ありません。具体的には1クラスの学生数が増えるだけでなく、留学生が留学生特有の相談(履修科目の相談や学ビザ、留学生専用学生寮の相談、海外就職について等)を留学生オフィスに相談をしたい場合、事前予約等が必要になる等、教授、スタッフ1人に対しての学生数が私立より多くなるのが特徴です。
また校舎やキャンパスも私立の大学院に比べると施設の充実度は少し劣る学校がありす。ただ州立大学の中でもUC系等キャンパスも綺麗で充実した設備の整っている学校もありますので、州立だからといって一概にサポートや設備が私立に劣るわけではありません。
授業料(1年間) | $ 15,000 - 25,000 |
滞在費(1年間食費込) | $ 8,000 - 10,000 |
合計 | $ 23,000 - 35,000 |
円建て | ¥2,530,000 - ¥3,850,000 |
03
アメリカ大学院その他費用
アメリカ大学院留学でその他にかかる費用としては、航空券、教科書代、海外保険、現地でのおこづかいを含めた雑費になります。ただその他費用に関しては非常に個人差があり、1年間で1千万円使う学生から30万円程度でおさえる学生までいますのであくまで参考程度とお考えください。
航空券 | ¥ 70,000 - 120,000 |
海外保険(1年間) | ¥100,000 - ¥150,000 |
教科書代(1年間) | ¥ 80,000 - 100,000 |
雑費(1年間) | ¥ 300,000 - 500,000 |
合計 | ¥550,000 - ¥870,000 |