海外の大学院から提供される条件付合格とはなんですか?

条件付合格制度とは、留学生に与えれる英語力の救済制度になります。

アメリカは特に海外の大学院は出願締め切りを入学の3ヶ月~9ヶ月前に設定していることも少なくありません。ただ、入学する6ヶ月以上も前の英語力で合否を判断しなければならないとなると、留学生にとって非常に大きなハンデとなります。そこで、イギリスを中心に出願時には英語力の提出を義務付けず、英語力以外のところで合否を判断し、英語力以外は合格ですと認めれれた時大学院から英語力の向上を条件に合格をもらうことができます。

そして入学前にその条件となっている英語力に到達すればいい訳です。ここで言う英語力の条件とは様々なものがありますが、例えばTOEFL550点以上などのスコア取得が条件になったり、大学院付属の英語学校で開講している進学向けの特殊コースを終了することが条件になっていたり、様々です。

特にイギリス、オーストラリアでは幅広く条件付合格を提供していて、特にオーストラリアでは大学院進学専用の特殊コースを大学側で開講していることが多く、通常そのコースに入学し、3ヶ月程度の英語コースを終了すれば自動的に大学院に正規に入学することができます。