就活最前線 – 外国人がライバルになる時代
2012年3月22日のある新聞に下記のような記事がありました。
就活最前線 – 外国人がライバルになる時代
日本国内最大手の就職状況サイト「リクナビ」で日本国内で就職活動を行う留学生を対象としてサービスを初めて開始した、という内容です。「リクナビ」といえば日本人には非常に馴染みのある就職情報サイトですが、日本に留学中の外国人にはなじみがなく、今回初めて留学生専用のサービスを始めた、ということです。
日本で就職活動を行う留学生は約2万人、そして海外留学生の採用を拡大しようとしている企業が約200社、そして新たに留学生を採用しようとしている企業が約60社(日本経済新聞)、全体の約1割に相当する。これは無視できない数字ということだろう。
1. 楽天は2011年新入社員はTOEIC650点以上
2. 三菱重工業は入社2~4年目に2~3ヵ月の海外派遣を行う
3. トヨダ自動車は内定者12名を約6ヶ月間米国大学に留学させる
4. みずほフィナンシャルグループは入社5年に海外勤務を経験させるコースを設置
以上のように主要企業では英語でのコミュニケーション能力を若手社員に培わせようとあの手この手で努力している。そのため既に日本に在籍し、日本の文化や社会情勢に適用できるだけでなく、日本語も扱うことができる英語のネイティブ学生は最も即戦力なることは言うまでもありません。
これから就職活動を行う皆さんは、こういった外国人もライバルになる時代に戦わなくてはいけないことを覚えておく必要があります。もし自信がない場合は、一度大学院留学を実現させ、彼らと対応に戦える語学力と国際力を付けてから就職活動を再度行うことも検討してみて下さい。