アメリカ大学院留学で人気の専攻は何ですか?
アメリカで現在一番人気の専攻はやはり「国際関係学:International Relations」でしょう。
アメリカへの大学院留学に関わらず国際関係学は人気ですが、最近はその中でも国際開発学、国際コミニケーションといった専攻が特に人気を集めています。
国際開発学とは、イギリスでは単独の学位になっていますが、アメリカではInternational Relations, International Affairsといった国際関係学部の中で開講されていることが多いです。国際関係学が国際摩擦や国防政策、経済政策といった政府や国際的な政府間のやりとりにあるのに対し、国際開発学は、一個で言うと「発展途上国の開発」を行うスキルや知識、団体の設立、運営方法などを学びます。
発展はなぜ「発展途上」なのでしょうか?
もちろんその理由は様々で、一言では言い表すことはできません。環境、経済、ビジネス、衛生、教育、政治、文化、歴史、宗教、人種問題、女性問題、、、挙げれば限がありません。国際開発学とは、このような様々な要因から一つを絞りこみ掘り下げて学ぶという国際貢献的学位になります。
では国際コミニケーションとはいったいどのような学位でしょうか?
国際コミニケーション学を一言で言い表すことはできません、、なぜなら、
国際メディア
国際マーケティング
国際ジャーナリズム
国際紛争マネージメント
異文化コミニケーション
などなど沢山の分野に枝分かれするからです。
ただ、ツールや媒体は違えどコミニケート(情報伝達)するということに関しては共通しているのです。最近では、こういったコミニケーションを国際的に捉えた専攻が人気を博しています。