海外の大学院で異文化学、国際コミニケーションを学びたいのですが、どのように探せばいいでしょうか?
最近異文化学、国際コミニケーション系のことを学びたい方が急増しています。
その背景には、少し前に人気のあった国際関係学や、国際開発学はなかなか卒業後が見えてこないという現実があるのだと思います。
実際国際関係学とは、国家間の問題や摩擦の解決策や、政治経済に始まり国家の政策などを幅広く学びます。卒業後は、もちろん国連や国際問題を研究しているシンクタンクといった機関への進路を目指しますが、なかなか現実には難しいのが現状です。
国際開発学をとっても、発展途上国の発展を助けるための学問ですから、環境開発、経済開発、教育開発などの開発学を学ぶことになります。もちろん卒業後の進路は、国連機関やJICAなどの国際協力機関やNGO,NPOなどに進路目指すわけですが、なかなか道は険しく、今将来開発系で進むと決めるのは難しいのが現状です。
そこで登場したので国際コミニケーションという特殊な学位です。国際コミニケーションとは、異文化学とはじめとして、国際摩擦の解決法や、国際マーケティングメソッド、国際マーケット、異文化管理学、国際メディア論、国際ジャーナリズムなど、幅広く学ぶことができます。そのため、学んでいる間に国際ビジネスをやりたいのか、国際協力の分野で国際貢献がしていきたいのか、または国際メディアなどの勉強をしてジャーナリストや報道の分野で活躍していきたいのか、などなど学びながら決めていくことができます。
以上の理由から、国際コミニケーション学は最近最も注目されている学位の一つです。
ではどのようにこの学位を探していけばいいのでしょうか?
国際コミニケーションや異文化学を一度探したことがある方であればお分かりかと思いますが、この学位は各大学院の中でも様々な学部で開講しています。例えば国際関係学、ビジネス、教育学、マーケティング、メディア学、などなど、沢山の学部で開講している学位で、すべて同じような名前で開講しています。
まずはそれぞれの学部で開講している国際コミニケーションの学位を詳しく調べ、それぞれどのようなカリキュラム構成になっているか、必修クラスは、選択クラスは、卒業後の進路は、などを調べていくことが重要です。その後自分がどの学部で開講している国際コミニケーション、異文化学を学びたいのかといったことを明確にしていきましょう。
国際コミニケーションは非常に学ぶ事が幅広く限定していません、そのため自分が本当に学びたい国際コミニケーション学を見つけるのは非常に難しいですが、まずは沢山の専攻を見ていくことをお勧めいたします。