【コラム No5】大学院留学に必要なGPA ~Part1~
【コラム】大学院留学に必要なGPA ~Part1~
大学院留学を希望する方の中で、大学時代の成績に自信のない方は「GPAが3.0以上ないと大学説留学は無理」という内容をよく耳にするのではないでしょうか?
確かにGPAは高ければ大学説留学には有利に働くことは関連いありませんが、3.0以下だと大学院留学を不可能というのは大きな関違いです。 実際に弊社でサポートさせて頂いている方の中では2.5を切っている方でも海外のトップスクールに進学されている方はいらっしゃいます。
なぜかというと1つ自の理由として挙げられることは、意外と知られていない事実ですが、通常GPAの計算方法は各学校、地域によって大きく異なるということです。 皆さんがど存知のA=4B=3 C=2 D=1としてそれぞれ単位数に掛け、総合単位数で割るというGPAの算出方法ですが、その方法を全ての学校がとっているわけではありません。それは世界各国の大学で全て共通した成績評儲方法を用いているわけではないからです。
北米は通常4段階で評価しますが、国によっては3段階、10段階で審査する大学もあります。日本の大学でも学校によっては4段階ではない場合もありますし、4段階でもAA、SといったAの上の成績が存在する学校もあります。大学の成績評価方法は万国共通ではありませんので、実際に出願校がどのようなGPAの計算方法をとっているか分からないのが現状です。
また2つ自の理由は、GPAの計算方法は大学院によって異なるということです。ある学校では一般教養科罰及び外聞語科目より専門科目を重要視するGPAの計算方法を採用していますし、最近ではアメリカにある非営利団体のWES(World Educational Service) といった非営利教育機関にGPAの計算を委託する学校もあります。
出願後出願校が皆さんの成績をどのように評価するのか分からないのです。そのため「GPAが3.0以上ないと大学院留学できない」という声をよく耳にすると思いますが、GPAの計算方法が世界共通でない以上その意見は間違っているということになります。
そのため、もし大学の成韻に自信がなくても絶対に諦めないでほしいと思います。一般的に知られているGPAの計算方法を用いて3.0以上ないと入学できる大学院はない、という一部の主観で述べている、または無実任な知識不足の発言によって留学を諦めてしまうことは非常に悲しいことです。