英語面接でよくある質問集(その1)
外資系企業への就職希望者必読!
英語面接攻略法①:
大学院留学の試験において、また就職・転職活動においても最も重要だといって過言ではないのが「面接」です。履歴書(米:resume 英:CV=Curriculum Vitae)やペーパーテストの点数ももちろん大事ですが、評価するのが人間である以上、「この人物が学校に相応しいか」「この人物と一緒に働きたいか」という主観が合否を大きく左右するのは当然だといえます。
そこで求められるのは、どこも突っ込まれないような無難な受け答えができるかではなく、自分をどう表現するかということ。当り障りのないことばかり言って減点を恐れるのでは、特に海外では「アピールのできない人物」だとみなされてしまう場合もあるでしょう。定型文を用意していくのではなく、多少詰まりながらでも自分の個性をアピールするのが大事です。
とはいえ、一般的な面接においてかなりの頻度で聞かれる質問くらいは、事前に用意していった方が気持ちも楽になります。ここでは、英語の面接でよくある質問を挙げていきます。
・自己紹介をお願いします →Could you give me a self-introduction? (Tell me about yourself.)
おそらくどんな面接でも聞かれる質問です。これまで自分がやってきたことを答えればいいので、英語が多少苦手でも比較的すんなり出てくることかと思います。 ここで大切なのは、だらだらと長く話を伸ばさないことです。名前を言った後は、大学院の面接であれば「出身校・専攻・強い意欲」、就職・転職であれば「経歴(前職含む)・自分の能力・人脈」など、ポイントを絞って相手に印象を残す(突っ込まれやすい場所を作る)ようにします。 特に初めて就職活動に臨む方は勘違いしやすいのですが、面接は「一問一答」ではありません。相手の質問に完結した答えを返してハイ終わり、では次に・・・というものではないのです。 質問を聞き、わからなければ聞き直し、簡潔に短く答えて、その流れで深く掘り下げて・・・と、あくまで会話の延長線上にあるということを意識してください。
最後に、「わからなければ聞き直す」という点で補足をします。 相手の言うことがわからない・聞き取れなかったときですが、フランクな英語に慣れた方だとどうしても「Excuse me?」もしくは「Sorry?」などと、軽い調子で返してしまいがちです。その場の空気によっては問題ないこともあるでしょうが、やはり改まった場であるので、ちゃんと返すべきです。
・単に聞き取れなかったとき I beg your pardon?/Would you say that again, please?/I’m sorry. I didn’t get that. ・意味がわからないので、詳しい説明がほしいとき Could you explain?/Would you give me a few examples?/Could you be a little more specific, please?
曖昧なままで「I mean~(多分こうだろうという内容)」と進めていくのもよいですが、わからないことを聞き返すのは何も悪くありません。尊大な態度になるといけませんが、胸を張って堂々と話しましょう。