イギリス大学留学生受け入れ免許剥奪へ

2012年8月31日に下記のような発表がありました。

ロンドンメトロポリタン大学留学生受け入れ免許剥奪。

つまり、上記大学及び大学院は、今後、そして現在もEU圏以外から留学生を受け入れることができない、ということです。ロンドンメトロポリタン大学はロンドン市内にある留学生に非常に人気のあった大学です。実際現在でも日本人留学生を含め約2千人が在籍しているようです。

大学院留学コンサルティングではロンドンメトロポリタン大学とは代理店契約など一切行っておりません、また大学のレベルなどの理由から(ロンドン市内であればロンドン大学群を通常紹介してしまいます)紹介等普段から行っておりませんでしたので、弊社からの留学生はいませんでしたが、ロンドンメトロポリタン大学の代理店は日本国内に多数あり、現在でも約100人程度の日本人留学生が在籍しているようです。

問題は、現在在籍している留学生も強制的に退学させられるため、他の大学へ転校するか、転校が難しい場合は強制的に日本に帰国する必要があります。

なお剥奪の理由は、就労目的のビザ取得などに関わった証拠がある、といった学校の責任を問うもののようです。いずれにしてもイギリスは現在大学の数に対して学生が少なく、大学の多くが定員割れを余儀なくされている時代です。そのため上記のような事態に陥らないためにも、大学院選びは非常に重要と言えるでしょう。