外丸瑛子さん|Eiko TOMARU
外丸瑛子さん|Eiko TOMARU
合格スクール | Newcastle University The University of Sheffield Macquarie University |
留学先(国) | イギリス オーストラリア |
専攻(メジャー) | Intercultural Communication |
職業 | 横浜国立大学 |
今回合格インタビューにご協力頂きました方は、現役国立大学生の外丸瑛子さんです。外丸さんは留学を決意されてから紆余曲折あったようです。そんな現役大学生の外丸さんがどのように大学院留学を実現されたのか、今回は大学院留学のきっかけから伺いました。
Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?
Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?
実は大学在学中に、大学の短留学派遣制度でオーストラリアの大学に行く事が決まっていました。選考にも通り、3年生の3月から行くはずだったのですが、直前になってTOEFLのライティングスコアが足りないという通知が来てしまったんです。
もう時期的にTOEFLを受け直す事も出来ないくらい直前だったので、大学の事務の方たちも色々交渉してくれたりして最終的には語学学校も併行して行けば良いということにはなったのですが、元々大学院留学にも興味があったので、やはり折角行くのであれば学位を取ってきたいという想いもあり、『もう、こうなったらマスターを取ってきてやる!』という様な感じで(笑)、結局その短期留学はお断りして大学院を目指す事に決めました。
留学自体は高校時代からずっと行きたい思っていましたが、両親にも相談してまず高校はきちんと日本で勉強して、留学は大学に入ってからのほうが良いんじゃないかという事で大学まで待っていたところへその様な事態が起きてしまい、、最終的には大学院留学という形で留学を目指す事になりました。
Q2. 大学院留学に向け、まずどのようにご準備を進められましたか?
Q2. 大学院留学に向け、まずどのようにご準備を進められましたか?
私の場合は、大学院留学を決意した段階でいずれかのサポートは受けようと思っていました。
そもそも大学院留学を決めたきっかけが、予定していた短期留学の事務的な手続きの行き違いから考え始めた事だったので、しかもその時のオーストラリアの大学の対応があまりにも悪かったので、『あ、日本とは違うんだ』という事を認識して、一人では不安でした。
それでこちらの説明会に2回位参加をして、とにかく大学院留学に関して詳しく、信頼できる企業へお願いしたかったので、大学院留学専門のこちらを選ばせていただきました。
結果、こちらにお願いして本当に良かったです。担当のカウンセラーさんには色々相談させて頂いたのですが、いつも親身になって聞いてくださって、カウンセラーさんの助言がなかったら今頃諦めていたかもしれません。
悩んでた時期にお話を伺っては『もうちょっと頑張ってみよう』とか『願書だけは出してみよう』とかそんな感じですすめられましたし、書類に関しても教えていただいたとおりに全部すすめられたので、あの時私が全部やっていたらきっと無理だったと思います。
一番良かったのは、、、やっぱり事務的ではなく、とにかくお話を聞いてくださって、その上でサポートして頂いたところが本当に良かったです。 専攻を決めるときも、私色々影響を受けやすいみたいで、就活というか企業セミナーに参加した後はCSRにとても興味が湧いてしまって『そういう専攻が良いです』とかって言ってしまったりしていたんですが、そういった時もきちんと対応してくださって、でもカウンセラーさんに話してみると『意外とそんなに勉強したいわけじゃないかも、、』みたいな(笑)。
自分の希望をお話して、きちんとどういう勉強なのかを説明していただいたりすると自分の気持ちも整理することができました。
エッセイも大体の流れは最初にお聞きできたので書きやすかったです。 細かい表現なんかも気になってしまって『これで大丈夫ですか』とかお聞きするとライティングの専門スタッフの方からきっちり答えを返していただけていたので、納得しながら進められました。 サポートをしていただいた満足度はもの凄くあります。
Q3. 専攻や国、出願校はどのように選ばれましたか?
Q3. 専攻や国、また出願校はどのように選ばれましたか?
最終的に決めた専攻は、Intercultural Communicationです。
もともと大学で移民や難民などについて学んでいたので 、移民をしてきた方たちがどうやってその国の方たちと共存していくかという過程に凄く興味がわいてきて、大学時代には人の移動ということに焦点を当てた勉強をしてきたんですが、日本でもこれから増えていくであろう移民の方たちがどうやって日本人とコミュニケーションを図り共存していくのかという勉強が大学院ではしてみたいなと思い、この専攻にしました。
国については、最初はやっぱり多文化というイメージが強く、2年間という期間でアメリカが良いと思っていたんですが、私の学びたい専攻が学べる大学自体が少なかったのと、あとは奨学金を頂ける事になって、その規定で3カ国以上跨いで出願をしなければいけないというのがあったので、イギリスとオーストラリアも視野に入れて検討し始めました。
そういったきっかけではあったんですが、色々国を跨いで学校を見せて頂くうちに、多文化だったらアメリカという先入観はなくなってきて、私の興味があることが学べる大学がイギリスやオーストラリアにもあったので、そういった学校へ出願しました。
そしていくつかの出願校から合格を頂く事が出来ましたが、最終的にイギリスのシェフィールド大学に行くことに決めました。もともと異文化コミュニケーションの他に言語も凄く興味があって色々な言語の授業を大学でも履修していたんですが、シェフィールド大学は語学に特化したコースもあるので語学という面から異文化コミュニケーションを捉えるというプログラムが私にはとても魅力的です。
Q4. 留学のご準備を進めて頂く中で、一番大変だったのはどういった部分でしたか?
Q4. 留学のご準備を進めて頂く中で、一番大変だったのはどういった部分でしたか?
やっぱりTOEFLですね。
私はCBTの時からテストを受けていたんですがIBTに変わってからスコアが伸びにくくなってしまって、勉強の成果がなかなか出なかったのが大変でしたね。
あとはスコアを出さなきゃいけない時期に卒業論文が重なってしまったり、周りに留学志望の方がいなかったので精神的に不安になってしまったり、、、そういうのもありました。 最終的には折角機会に恵まれたのに今行かなかったら後悔するって思って吹っ切れたんですけど、その重なってしまった時期が辛かったですね。
Q5. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、留学中、留学後の抱負や今の心境をお聞かせ頂けますか?
Q5. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、現在の抱負や皆様へのメッセージを頂けますか?
私の場合、ほんとにずっと行きたかった念願の留学なので勉強はもちろんですけど、留学生活っていう日本の環境とは全く違うものを楽しんできたいな、と思っています。
卒業後は、、そうですね、キャリアと言う程の事ではないかもしれませんが、
一応今2通り考えていて、日本に来られる方たちのサポートをしていきたいというのは共通しているんですが、その様々ある方法の中で、1つ目に私が興味を持っているのは、例えば地方公務員として関わっていくという方法です。
私の実家がある群馬県のその地域にはブラジル人の方が沢山住まわれていて、群馬県はそういった方を対象に多文化共生に関する支援を行っているという事を聞いています。その様な形で日本にいらっしゃる外国人のサポートが出来る様なお仕事も良いと思いますし、
2つ目としては、民間の企業の人事として関わっていくという方法です。外国人の方達を積極的に採用しているような企業で、人事としてどうやって円滑に業務をすすめ て行くか、という事に携われたらそれも良いかなと考えています。
皆さんへのメッセージについては、、私もまだ行ったわけではないのであまり大した事は言えないところですが、、。
私の場合は色々悩んだ時期もありましたけど、こうしてお手伝いいただいて進学が決まった事を今はとても良かったと思っています。
凄く焦ると思うんですよね、周りが就職決まったりしてくると、、。 実際私の友人でも留学をしたかったけど就職を選んで、今は楽しそうに仕事をしている友人もいますし、、それはそれで良いと思うんですよね。
なのでどちらが良いという事はなく、難しいところですが、、。 私がこの一年で感じたことは『何とかなる!』っていう事でしょうか(笑)。
この大学院留学の期間1年とか2年って絶対に無駄になるっていう事はないと思うので、考え始めれば不安な事も沢山ありますけど意外と何とかなるんじゃないかな、なるようになる!というのが今の気持ちですかね。
今悩んでいらっしゃる方へは、そんな風に考えて頂けたらな、と思います。