小野悠真さん|Yuma ONO

小野悠真さん|Yuma ONO

合格スクールSan Diego State University
留学先(国)アメリカ
専攻(メジャー)Sports Business MBA
職業某商社勤務

今回インタビューにご協力頂きました小野さんは、大好きなスポーツ関連の仕事に就くためにスポーツビジネスの分野で非常に定評のある難関校、サンディエゴ州立大学に見事合格されました!商社にて働いておられた小野さんが、スポーツビジネスを目指したきっかけからお伺いしました。

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

留学はずっとしたいと思っていました。

大学3~4年生になった頃、将来どういう仕事に就きたいかを事を考えた時に、自分がバスケをやっていたという事もあって、やはりスポーツに関わる仕事をしたいと思ったんですよね。

ただ実際に日本で就職活動をしてみて、このまま就職活動をしていてもなかなか状況的に厳しそうだし、だったらスキルなり、知識なり、人脈なり、、そういったものを得るために向こう(アメリカ)に行ってしまった方が早いのではないか、、そんな想いを抱いたのが5年前位になります。

今の様にスポーツビジネスという分野自体、日本ではあまり認識がなく、今でこそ早稲田とか、多摩大学や札幌大学でスポーツマネージメントを勉強できる様になりましたが、当時は日本であまり勉強できる機会もなかったんですよ。それに折角学ぶのであればその分野で先進的な環境で勉強がしたかったので、スポーツビジネスを学ぶために留学したいという気持ちになりました。

ただ、やはりビジネス系の専攻に進学するためには2年くらいの職歴が求められる、もしくは必須でなくともあった方が良いとされている学校が殆どでしたので、大学を卒業して2年は働こうと思い就職をして、2年の職歴を積んでそろそろ本格的に準備を始めよう、、というタイミングで大学院留学を決意しました。


Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?

Q2. 大学院留学に向け、まずどのようにご準備を進められましたか?

行きたいという気持ちはずっとあったのでTOEFLの勉強だけはずっと続けていました。

本格的に準備をするなら、やはり専門家の方のお力を借りたいと思い、ネットで何社か見つけ、実際カウンセリングにも伺いました。ただ“大学院”と言うと倦厭されたり、“うちでは出来ない”と言われる事が多く、そんな時に大学院を専門にしているこちらを見つけ、伺いました。

カウンセリングに伺ったら、今の担当カウンセラーの方 から色々専門的なお話が聞けましたし、頼れそうだったのでサポートに申し込みました。

それからは希望に沿う大学をご紹介頂いたり、書類作成のサポートを頂いたり、具体的に進みました。

的確な学校をすぐにご紹介していただけたのは本当に良かったですね。仕事もしていたのでなかなか自分では情報が得られにくかったので、、。

あとはとにかく書類の面でサポートしていただけたのが大きかったです。エッセイも代筆などではなく、自分の想いや書きたい事をベースに内容的な修正を日本語で何度もして頂けたので、それがとても助かりました。 インタビューの時などにやっぱり自分で書いていないとボロが出ますからね。(笑)

推薦状もまず誰に書いてもらうのがいいのかとか、何を書いてもらえばいいのかとか、そこからのスタートだったので、一から教えて頂きました。


Q3. 専攻や国、出願校はどのように選ばれましたか?

Q3. 専攻や国、また出願校はどのように選ばれましたか?

国については、アメリカだけというわけではありませんが、ヨーロッパ圏だとサッカーに特化しすぎてしまうし、アメリカだったら自分の好きなバスケ含め、色々なスポーツについて扱えるので、そういった意味でアメリカになりましたね。

専攻や出願校については、MBAの副専攻という形で学ぶのか、それともスポーツビジネス単体の専攻で学ぶのか、そこを迷いましたね。最終的に検討した結果、MBAで行きたいという結論になり、そうするとあまり学校数はないので、そこからはプログラム内容と、現実的な条件(GMATやTOEFLなど)で絞り込んでいったという感じでしょうか、、。

あと、気候的にやはり寒い地域だと冬はスポーツが盛んに行われないという事もあり、温暖で年中スポーツが盛んにおこなわれている地域の方がいいかなという事で今回のSan Diego State Universityが第一希望になりました。実際キャンパスビジットで下見もして、とても良い印象も持っていたので。


Q4. 留学のご準備で特に大変だったことがあったら教えて頂けますか?

Q4. 留学のご準備で特に大変だったことがあったら教えて頂けますか?

やはりテスト対策が大変で、時間がかかってしまいました、、。

TOEFLは大学院留学をしたいと思っていたのでずっと続けていましたが、IBTではなかなかスコアが伸びず苦労しました。

そんな時に一時PBTが開催されるということになり、“これだっ”と思って(笑)、PBTでスコアを出すしかないと思い、開催された3回すべて受験しスコアを出しました。 GMATはPBTのスコアが出てから勉強を始めて、出願時期までに2か月くらいしか勉強期間がなかったのであまり良いスコアは出ませんでしたね。

実は出願を2度行っているんですが、1回目の受験の時はそんな感じでGMATもスコアがなかったので試しに受けるつもりで出願し、案の定ダメでしたね。 その後、次の入学時期を目指し、出願時期から逆算してGMATを毎月受け続けて、その中でベストなスコアを提出し、やっと合格を得る事が出来ました!

書類に関しては、1度目出願の時にサポート頂きながら既に作成していましたし、そこまで苦労はなかったですかね。

推薦状も1度目の出願の時に冗談混じりに“今回はダメだと思うんで”(笑)みたいな感じで伝えてあったので2度目も快くサインをして頂けました。 悩んだ点として、、行くこと自体はに関しては迷いはありませんでしたが、今回ダメだったらどうしよう、、というのは勿論ありました。会社も辞めてしまっていますし。 でもダメだったら他校の選択肢もあったので、そこまでではなかったですけど、この時期を逃すとPBTのスコアも期限が切れてしまうので、、。 その辺りが不安でした。


Q5. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、留学中、留学後の抱負や今の心境をお聞かせ頂けますか?

Q5. 色々なご経験を経てまもなくご出発を控えていらっしゃいますが、現在の抱負や皆様へのメッセージを頂けますか?

抱負ですか、、(笑)。

具体的なキャリアについては学んでみてから、、、と考えておりますが、プロチームかエージェンか、、というところでしょうか。要はチーム側に付くか、選手に付くかということですが。 これから学んでいく中で考えたいと思います。何れにしても、日本ではスポーツビジネスに関してまだまだ認識が浅いと思いますので、そういった分野を専門的に学んできて、今までスポーツに色々な物を与えてもらった分、日本のスポーツ界に貢献していけたらと思っています。

メッセージとしては、自分の場合“やらずに後悔するくらいなら、やって後悔した方が良い”という考えなので とにかくどうする事が一番後悔がないように出来るんだろうと言う事を一番に考えていました。

もちろん出来るだけの事をして、例えば希望に沿う学校がなかったとか、努力をしてもスコアが上がらなかったとか、動いた結果ダメだったらそれはそれで自分の中でも消化できると思いますし、、。

ある程度の年齢になって、こんなご時世なのでリストラなんかされちゃったりして、“あの時行っておけば、、”みたいな事だけはないように、とは強く思いましたね。 ですので、思ったら動いてみる!という事でしょうか。