英語力なしで成功する/絶対後悔しない大学院留学攻略セミナー
場所: 東京国際フォーラム
会場: ガラス棟4階
日付: 2011年6月26日(日)
時間: 第一部:13:30~14:20 第二部14:30~16:30
参加費: 無料
参加者:計68名(男性30名、女性48名)
セミナー担当者より:
【お礼とお詫び】
今回は6月月開催ということで梅雨の中のセミナーとなりました。梅雨ということで雨も心配されましたが、結局雨も降らず、合計65名の方にご参加頂きました。
ただ当日は会場の定員を大幅に超えてのセミナーとなってしまいましたので、お時間に遅れて来られた方の中にはご予約を頂いているにもかかわらずご入場をお断りさせて頂きました方がおりました。この場をかりまして深くお詫び申し上げます。セミナー開始時間が過ぎますと、キャンセル待ちで起こし頂きました皆さんをご入場させてしまいますため、何卒開始時間前に起こし頂きますようお願い申し上げます。
当日の模様:
【第一部セミナー】
第一部はいつものように英語力に自信がない方、英語の勉強をする時間がない方にご参加者を制限し「英語力なしでどうやって大学院留学を成功させるのか?」という点について焦点を絞り解説致しました。
私たちがこういった趣旨のセミナーを第一部として通常のセミナーと分けて開催するようになり、今年で4年目になります。その間私たちが続けてお伝えしてきたことは一つです、
英語力がない、または自信がないからといって大学院留学を諦める必要はまったくない、ということです。
そして、英語力がないからといって進学する大学院のレベルを下げる必要はない、英語力がないからこそ留学先や出願校を制限せずできるだけ幅広くみていく必要があるということです。つまり、英語力がない方こそ、留学先(国)をまたいで幅広く学校リサーチを行い、皆さんのバックグラウンドで入学できる英語力の寛容な大学院を探す必要があるということです。
通常「英語力なしで成功する大学院留学」というような題名のセミナーですと、ある限定された大学院と提携関係にある私立の語学学校の紹介をされ、この英語学校に語学留学しなさい、この語学学校終了後に提携校にTOEFL免除で入学できます。といったような趣旨のセミナーや、北米、ヨーロッパなどの英語力免除で入学できる無名校を紹介され終わってしまうセミナーなど、皆さんはご想像されるのではないでしょうか?
しかし私たちのセミナーは、あくまで英語力がないからといって進学先のレベルを下げない、そのために幅広く、できるだけ制限、限定された進学先ではなく、「英語力がないからこそ、ある方よりもさらに幅広く選択肢を見て進学先を探して頂きたい」という趣旨のものです。そのため特定の英語学校の紹介や、特定の英語学校と提携関係にある大学院の紹介ではありません。留学先(国)をまたぎ、どのように英語力に寛容な学校を探すのか、またどのようにそういった学校に確実に入学することができるのか、という解説を行っています。
現在世界のトップスクールでも留学先(国)によって下記のような制度を幅広く提供することにより、英語力でハンデのある留学生により幅広く門戸を開いています。
アメリカ:大学付属の英語学校で一定のレベルに達すればTOEFLなど英語テスト免除で入学を許可してくれる学校
イギリス(ヨーロッパ、北欧圏含む):大学付属の英語学校の開講されている特定のコースを終了することでTOEFLスコアなど免除で入学を許可してくれる
オセアニア:進学先の大学院から要求された期間大学付属の英語学校に通うことでTOEFLなど免除で入学が許可される(指定される期間は出願時の英語力によって決まる)
では世界のトップスクールとはいったいどういった学校のことを指しているのでしょうか?
それは国際的に評価の高い大学院ということになると思います、では国際的に評価の高い大学院とは?
1、各種国際大学ランキングで上位に位置している学校(詳しくは→)
2、各種名門大学連合に所属している学校(詳しくは→)
ということになると思います、もちろんランキングなど上位校が必ず皆さんのご希望に合った大学という訳ではありません、ただ進学校を決める際の一つの大きな指標になるのではないかと思います。セミナーではそういった大学院の具体例を挙げ確実に入学する方法について解説させて頂きました。
【第二部セミナー】
第二部の目的は皆さんに「入学後絶対後悔しない大学院留学を成功させて頂くこと」です。そのために私たちがセミナーで毎回お伝えしている事は、
絶対に留学先(国)を最初に絞り込まない、という事です。
留学先を最初に絞ることは皆さんの留学の可能性を制限するだけでなく、非常に限定された選択の中から留学について検討しなければならない事態を生み出します。
「英語力がないならまず語学留学しなさい」
「英語力に自信がないなら大学院留学なんて無理」
「GPAが低いなら大学院留学は無理」
「大学と事なるメジャーには進学できないから大学編入を検討しなさい」
「直接大学院進学は無理だからまず準備コースに入学しなさい」
などなど、、一度大学院留学を考えると様々なネガティブな情報が入って来ます。では本当に大学院留学は限られた一部の方だけが持っている選択肢なのでしょうか?
確かに一昔前はそうでした、ただ現在では英語力に関しても、メジャー違いの留学も、GPAに関しても、新卒者の留学も、留学先によっては様々な救済措置やコースを開講しています。そのため希望するメジャーにアメリカだと進学できないがイギリスだと入学できる、またはその逆も往々にして起こります。また最近では北欧やイギリス以外のヨーロッパ各国でも英語で履修できる修士コースや博士コースも数多く開講されています。実際に下記、国際的に認知されているワールドユニヴァーシティランキングにランクされている各国の学校数です。
Times Higher Education: World University Ranking
TOP 200校
USA:53校 UK:29校 AUS:9校 JPN:11校 EURO:24校
Academic Raking of World Universities (ARWU)
TOP 200校
USA:95校 UK:17校 AUS:7校 JPN:8校 EURO:27校
これを見て頂いても一カ国、または二カ国などに留学先を絞り大学院留学を検討することがいかに制限された、また限定された枠の中で準備されていることがお分かり頂けると思います。
以上をご参加者には是非お分かり頂きたく、セミナーでは各国の教育制度や開講コースの特徴、そして入学難易度や費用といった内容について国別に詳しく解説させて頂きました。
最終的に最初に検討していた留学先に留学することになったとしても、すべての選択肢を見て、検討したうえで決めて頂きたい。これが入学後絶対に後悔しない大学院留学に最も重要なことだと私たちは考えています。
各種留学フェアなどでは、通常会場費用などを負担している参加校に限定し、留学先も限定された情報の提供になっています。もちろんそういったセミナーも参考にして頂くことはできますが、皆さんの大学院留学に関する可能性、または選択肢がそれだけ制限されていることを覚えておいて頂ければと思います。
そのために私たちは留学先として検討できるすべて選択肢をご検討頂きたく、特定の学校や政府などに頼らず、すべて会場費や各種準備等をすべて弊社内で管理し毎回セミナーを開催しています。
2012年入学を目指す効果的なスケジュール:
今回は2011年6月という時期を考慮し、2012年入学を目指す方を対象に出願、入学までのスケジュールを詳しく解説させて頂きました。
2012年入学を目指す場合は7月まで出願校を絞り込めるかが非常に重要になります。8月から現地学校も夏休み(オセアニアは冬休み)に入ります、そのため学校にコンタクトをとることができず結局細かい入学基準をリサーチすることができず出願校が決められない、結果出願校を決めるのが夏休み明けの秋頃になってしまい準備が効率的に行うには時既に遅し、という事態になってしまいます、、
大学院留学は前年の夏までの準備が勝敗を分けます。セミナーでは夏前に出願校を決め、年末までに出願まで進める効果的なスケジュールと注意点について解説致しました。
出願書類の作成方法と出願スケジュール:
出願書類作成においても効果的にスケジュールを立て進める必要があります。
6月という時期を考慮すると皆さん既に出願するメジャーは決まっていると思いますので、メジャーを決めたら履歴書の作成、そしてエッセイ、推薦状という順番で必ず作成を進めていきましょう。セミナーでは具体的なスケジュール及び作成方法だけでなく、合格する書類作成のコツを解説いたしました。
【TOEFLiBT/IELTS対策セミナー】
最後はTOEFL対策カレッジ講師によるTOEFL対策セミナーを開催致しました。もちろん今回のセミナーに参加して頂いている方は大学院留学を目指している方に限定しておりますので、単純にセクション別解説などを行うのではなく、2012年に確実に入学するためにどのように対策を行う必要があるのか、という点についてフォーカスに解説いたしました。
特にTOEFLかIELTSかという選択は非常に悩むことだと思いますが、実はこのどちらのテストを選ぶかは皆さんの大学院留学を成功させるために非常に重要な要素を占めています。セミナーで皆さんにお伝えしたいことは闇雲に「とりあえずTOEFL始めました」ということだけは避けて頂きたいということです。意外と知られていない事実ですが、出願校によってどちらを選んだ方が有利かということは大きく変わります。まずは出願校をしっかり決め、そして効率的な準備を行ってほしいと思います。セミナーではTOEFL or IELTSの効果的な決め方、各テストの相違点と難易度、そして各テストの対策方法について解説致しました。
次回セミナーは2011年9月4日(日)開催予定となっております。2012年入学を目指す方は是非この機会にご参加ください。
アンケート抜粋
・ 可能性を限定しないこと、やはり自分自身で調べたうえで留学の専門機関にや会社に必要な部分を頼ることが大事なことが分かりました。(社会人・男性)
・国別のカリキュラムのタイプが聞けてよかったです。自分で出願する際の手順も参考になりました。(大学生・女性)
・出願書類の作成方法、出願までのスケジュール、必要なスコア(TOIECとの対比が目安になりました)が大変役に立ちました。(社会人・女性)
・ 出願までのプロセスとエッセイの書き方が役立ちました。(社会人・女性)
・ 条件付き合格制度について良く分かりました。(大学生・女性)
・履歴書やエッセイの書き方、アメリカとイギリス、オーストラリアの併願する利点など大変役立ちました。(社会人・男性)
・条件付き合格を採用している大学の幅や学費がどのくらいかということが分かり役立った。(女性・大学生)
・ スケジュール管理、手順の話はとても役に立ちました。(大学生・女性)
・ 大学院留学準備における優先順位と最新情報が分かったので良かった。(社会人・男性)
・ 出願書類作成の具体的なスケジュール、と重要ポイントについての説明は役立ちました。(社会人・男性)
・ アメリカに出願を絞っていたのですが、視野が広がりました!(大学生・男性)
・ 全体的に分からないことが多かったので役立ちました。(大学生・女性)
・ TOEFLとIELTSの比較、各国の大学院の比較等、大変役立ちました。(社会人・男性)
・ 英・米の出願タイミングをずらして進めるという話が役立ったと思います。(社会人・女性)
・ 大学院や英語のテストの最新情報が聞けたので良かったです。(大学生・女性)
・ 条件付き合格の利点と落とし穴、また国別の比較は非常に役立ちました。(社会人・女性)
・ 具体的な資金面のアドバイスやスケジュール管理など、また所々細かいアドバイス(闇雲に勉強しないなど)も率直な意見で大変参考になった。(社会人・女性)
・ TOEFL、IELTSの選択について、また留学先に応じた具体的なスケジューリングの考え方を知れたことは大変役立ちました。(社会・男性)
・志望する大学院によって英語の勉強に費やせる時間が大きく異なることに驚きました。まったく意識していなかったので説明があって助かりました。(社会人・女性)
・ 具体的にイメージがわきました。全体観が掴めたのと、気になるポイントをきちっとおさえて説明頂いたのが良かったです!(大学生・女性)
・今までずっと自分で本などを見て(手探りの状態)たので、色んな国の大学院の特徴や出願のポイントが聞けてとてもよかったです。過去に出願された方の例も大変参考になりました。(社会人・女性)
・ 英語がある程度に達していなくても挑戦可能だと分かった(社会人・女性)
・ IELTSとTOEFLの違い、選択肢よって英語の学習期間が変わるというのは知らない情報だったので有益だった。(大学生・男性)
・ 具体的な大学名とスコア、ランキング制度を出して説明して頂いた点が大変役に立ちました。(社会人・女性)
・国をまたいだ併願の可能性も考慮してみようと思いました。(大学生・男性)
・米・英の大学院を目指しており、スケジュールをどうすればいいのか、出願校など困っていたので何か始めれば良いのか分かり役に立ちました。(大学生・女性)
・ 費用など基本的な面から書類など専門的な面まで詳しく知ることができた点が大変役立ちました。(大学生・男性)
・ 大学院留学で必要な知識は英語力だけではない点、が知れたことは大変役立ちました。(社会人・女性)