英語力なしで成功する/絶対後悔しない大学院留学攻略セミナー

場所: 東京国際フォーラム 
会場: 
ガラス棟4階
日付: 
2011年3月6日(日)
時間: 
第一部:13:30~14:20 第二部14:30~16:30
参加費:
無料
参加者:
計59名(男性27名、女性32名)

セミナー担当者より:

【お礼とお詫び】
今回も2012年入学希望者を中心にキャンセル待ち予約者の方が40名を超えてしまい、ご予約頂きましたにも関わらずご参加頂けなかった方が数多くいらっしゃいました。東京国際フォーラムは会場の都合でセミナー会場によって入場者数を非常に厳密に管理しておりますため、当日起こし頂きました方の中でもご予約がない方にはご参加をお断りさせて頂きました。ご参加頂けなかった皆様にはこの場をかりて深くお詫び申し上げます。なお現在当日の資料を順次発送しております。

当日の模様:

【第一部セミナー

第一部は、英語に自信のない方を対象にセミナーを行いました。またご参加者も2012年入学希望者に限定しておりましたので、かなり具体的な話ができたのではないかと思います。第一部の目的は、英語力で大学院留学を諦めるべきではない、そして英語力に自信がないからといって大学院のレベルを落とすべきではない、ということをご理解頂くことです。

そのため、まず皆さんに知って頂きたいのは「条件付き合格」という制度です。これは海外の大学院が英語力にハンデがある留学生に対して英語力の救済措置として行っている制度です。つまり出願時に英語力を提出する必要がなく、英語力以外の内容で審査をしてもらうことができ、入学までに必要英語力を付けることを条件に合格をもらえる制度です。この制度は英語力に自信のない留学生には非常に有効な制度で、是非皆さんにも利用して頂ければと思います。

ただこの非常に便利な「条件付き合格制度」ですが、実は大きな二つのリスクを伴うことは意外と知られていません。

1、 入学までに必要英語力が付かず結局入学できない
2、 条件付き合格制度を提供する学校に限定してしまう

まず1の目のリスクですが、これは皆さん必ず考えることだと思います。せっかく希望する大学院から条件付き合格を取得できたにも関わらず結局要求される英語力が付かず入学出来なかった、というリスクです。通常条件付き合格を無条件合格にするためには条件として課されているTOEFLまたはIELTSのスコアを提出する必要があります。つまり条件付き合格を取得しても結局大学院出願者に課されるハイスコアは提出しなければいけない、ということです。今回のセミナーではこのリスクを避け、条件付き合格取得後確実に大学院に入学する方法を解説致しました。

また2の目のリスクですが、これは皆さんが英語力に自信がないあまり「条件付き合格」を提供している学校にこだわり過ぎ結果無名校や非政府認定校などに入学してしまうリスクです。通常日本の留学エージェントは海外の大学院と代理店契約をしていますので、皆さんが足を運ぶ留学支援企業、皆さんが読む留学関連書籍によって皆さんが知ることのできる大学院は依存してしまっているのが現状です。そこで「この大学院は条件付き合格を提供していますよ」、という学校があればそこに決めてしまい他の選択肢を見ずに進学校を決めてしまう方が実は多いということです。つまり限られた選択肢の中から出願校を選んでいることになります。

実はイギリスではほぼ全ての大学院、オーストラリアでは全ての大学院、そしてアメリカでは一部ですが条件付き合格制度を提供しています。もちろんその中にもトップスクールは多く含まれています。例えば、

イギリス:
ロンドン大学郡、ラッセルグループ所属大学院
オーストラリア:
グループエイト
アメリカ:
USNews Best Colleges登録大学院

などです。
条件付き合格制度を利用するからといって大学院のレベルを落としたり、限られた選択肢の中から進学校を選ぶべきではありません、英語力とはつまり第二言語を使用して大学院の勉強ができるか否かをいう勉強するツールを計るテストに過ぎず、合否に大きく影響する職歴や学歴とは直接関係ありません。そのため勉強するツールのレベルのために進学する大学院のレベルを落とすべきではないのです。セミナーではどのように条件付き合格を提供している大学院を探すことができのか、またそういった大学院に確実に入学できる方法について解説致しました。

以上のように国を絞らず学校リサーチをすれば皆さんの希望する大学院が必ず見つかります。英語力に自信のない方は特にできるだけ多くの、今皆さんが見ることのできる全ての選択肢を見て進学校を決められるよう、是非国を跨いで幅広く学校リサーチを行ってください。その具体的な方法について知りたい方は次回セミナー(2011年5月22日開催予定)にご参加頂き是非トップスクールを目指してください。

【第二部セミナー】

第二部では「英語力に自信のない方」というような対象者の限定をせず、2012年入学希望者を中心に幅広くご参加頂きました。今回は2011年3月開催でしたので、今月から本格的に準備を始められた方、また年明けから準備を本格的に始めているが煮詰まってしまった方、と様々でした。ただ共通して言えることはいよいよ2012年入学希望者の準備も本格化してきたな、という印象です。

第二部は「絶対後悔しない大学院留学を実現させるための準備について」詳しく解説させて頂きました。では皆さんが大学院留学を実現された後後悔される時とはどういった時でしょうか?それは、「こんなはずじゃなかった、、」と思う時です。

こんなはずじゃなかった、、
「もっと他の専攻(コース)も見ておけばよかった」、
「もっとレベルの高い大学院に入学しておけばよかった」、
「もっと他の地域の大学院も見ておけばよかった」、
「もっと気候のよい留学先を選べばよかった」、
などです、

なぜこういった後悔の念が押し寄せるかというと、答えは簡単で、「全ての選択肢を見て進学校を決めていない」からです。例えば最初から留学先(国)を限定してしまう、地域を限定してしまう、単純な条件で学校を絞ってしまう、お勧めという理由で出願校を決めてしまう、といったことです。全ての選択肢をみて進学先を決めているという自負があれば以上のような思いにはとらわれないと思います。

なので第二部で皆さんに伝えたいことは、「できるだけ数多くの選択肢を見てできるだけ現実的なスケジュールを立ててもらいたい」ということです。同じ専攻(コース)であっても、学校が変われば、地域が変われば、国が変われば、学ぶ内容、難易度、生活環境、準備期間、全て変わります。

そのためできるだけ多くの選択肢を見て取りこぼしのないように徹底的なリサーチを実践してほしいということです。そのために第二部では「国別大学院留学事情」としてアメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどの教育制度の違いや難易度、開講コース、リサーチ方法等解説しました。また「2011年3月から始める実現可能で効率的な出願までのスケジュールの立て方」について解説しました。

【海外大学院出願書類対策セミナー】

当日は弊社大学院留学サポートの各種書類添削を行っているTOEFLiBT対策カレッジ講師による後悔しないための出願書類作成方法についても解説致しました。

昨今ではエッセイや推薦状といった出願必要書類も全て学校指定の課題や提出方法があり、いわゆる「大学院留学のエッセイの書き方」、「英文推薦状の雛型(サンプル)」といったものを利用して対策を行うことができなくなってきました。では出願校別に複雑に設定されている出願書類をどのように効率よく準備をしていけばいいのでしょうか?当日はその作成方法とスケジュールについて直接講師より解説させて頂きました。

【TOEFL/IELTS対策セミナー】
当日は短い時間ではありましたがTOEFL/IELTS対策セミナーも同時開催致しました。既にご存じの方も多いかと思いますが、現在では以前と異なり、TOEFLではなくIELTSというテストで海外大学院へ進学することが可能です。ではそのTOEFLとIELTS、どちらが簡単なのでしょうか?セミナーではその徹底比較と各種対策方法について解説しました。

講師からは、「とりあえずTOEFLはじめました、、」という効率の悪い方法はやめて、皆さんの希望する大学院へ進学するためにはTOEFL or IELTSどちらを選ぶべきなのか、ということを最初に徹底的にリサーチする必要がある、という内容について解説がありました。

現在では単純にTOEFLiBTとIELTSを比較するとIELTSの方が難易度が低いことは良く知られていることですが、では本当に常にIELTSを選ぶことが得策なのでしょうか?実は皆さんが目指す大学院によってどちらを選ぶべきかということは異なるため、闇雲に対策を開始すると「自ら進んでスコアメイクの難しいテストを選んでしまっている」ケースがあるということです。

そのためセミナーでは各種対策やテスト比較も含め「どちらのテスト選ぶべきか?」ということをどのようにリサーチするか、というリサーチ方法についても解説致しました。

次回セミナーは2011年5月22日(日)開催予定となっております。2011年、2012年入学を目指す方は是非この機会にご参加ください。

アンケート抜粋

・ 英語対策、大学院選びについての情報が特に役立ちました。(社会人・男性)

・出願までのスケジューリングを含め具体的な内容を教えて頂けた点が非常に役だ立ちました。(大学生・女性)

・スケジュールややるべきことが把握できました!(社会人・女性)

・ 国別のシステムの違い、特に条件付き合格の詳細については非常に役立った。(社会人・女性)

・ 出願必要書類の書き方と大まかな留学のためのスケジュールの説明が役立ちました。(大学生・女性)

・TOEFLの勉強だけやっているだけで大学院に関しての知識がなかったので情報を得られた。特にスケジュールは役立った。(社会人・男性)

・IELTSとTOEFLiBTとの違いについて大変役立ちました。またエッセイやレジメの書き方についても非常に役立ちました。(女性・大学生)

・ スケジュール管理、手順の話はとても役に立ちました。(大学生・女性)

・ 大学院留学準備における優先順位と最新情報が分かったので良かった。(社会人・男性)

・ 出願書類作成の具体的なスケジュール、と重要ポイントについての説明は役立ちました。(社会人・男性)

・ いまいち明確になっていなかった入学までの手順がはっきり分かった。(大学生・男性)

・ 今まで全く知識を持っておらず、大学院留学の夢だけだったが、英語力についての不安や入学方法など、具体的な話が分かり易く聞けたのでとても役立った。(大学生・女性)

・ まだ大学院留学に対してあまり知識がないので全体感が分かり良かったです。(社会人・男性)

・ 英・米の出願タイミングをずらして進めるという話が役立ったと思います。(社会人・女性)

・ 大学院や英語のテストの最新情報が聞けたので良かったです。(大学生・女性)

・ 条件付き合格の利点と落とし穴、また国別の比較は非常に役立ちました。(社会人・女性)

・ 具体的な資金面のアドバイスやスケジュール管理など、また所々細かいアドバイス(闇雲に勉強しないなど)も率直な意見で大変参考になった。(社会人・女性)

・ TOEFL、IELTSの選択について、また留学先に応じた具体的なスケジューリングの考え方を知れたことは大変役立ちました。(社会・男性)

・志望する大学院によって英語の勉強に費やせる時間が大きく異なることに驚きました。まったく意識していなかったので説明があって助かりました。(社会人・女性)

・ ネットで見て分からなかったことがすごく分かり易かったです。大変役立ちました。(大学生・女性)

・準備に関するテクニカルなアドバイスを頂いたこと、最新の情報を頂けたことが大変役に立ちました。(社会人・男性)

・ 推薦状の書き方やエッセイで気を付けるべき内容、非常に具体的で大変役立ちました。(社会人・女性)

・ IELTSとTOEFLの違い、選択肢よって英語の学習期間が変わるというのは知らない情報だったので有益だった。(大学生・男性)

・ 具体的な大学名とスコア、ランキング制度を出して説明して頂いた点が大変役に立ちました。(社会人・女性)

・国をまたいだ併願の可能性も考慮してみようと思いました。(大学生・男性)

・条件付き合格をもらった後どうすべきか、を聞くことができて良かった。(大学生・女性)

・ 日本の大学は海外の大学院への対策は弱いのでと感じました。(大学生・男性)

・ インターネットで沢山の情報を集めることは可能だが、その情報を整理して頂いている点は大変役立ちました。(社会人・女性)

・ 様々な国を対象として、プログラムや費用を比較してご説明頂けたこと、大変役立ちました。(社会人・女性)

・ 出願校をできるだけ早く決めることが重要だということが分かった。(大学生・男性)