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分野別の海外大学院専攻紹介

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カウンセリング学: Counseling (Counselling)

カウンセリングとは専門的な訓練を受けたカウンセラーが、心理的問題を抱えているクライアントに対して言語的手段を用いて援助を行うことを指します。

心理学と混同する方も多いのですが、心理学が心理的問題を生物学や情報処理学等の知識を応用することで解明することが目的なのに対し、カウンセリング学はクライアントと対面し、言語的手段を用いて問題を「解明・解決」する手法を学ぶことを目的としており、対象と目的が異なります。

ただカウンセリングの基盤をなす学問領域にカウンセリング心理学・臨床心理学等多くの心理学的知識を要する為、海外大学院でカウンセリング学専攻を希望する際、大学で心理学を学んでいる必要があります。

カウンセリングに近い概念として心理療法や精神療法がありますが、カウンセリングの主な対象者は発達や人間関係の問題で悩んでいる人であり、心理的問題や精神医学的な障害への治療を主な目的とする心理療法や精神療法とは異なります。

ただ日本においては両者を混同して使っている心理学者も多いため、心理療法,精神療法,カウンセリングが明確に区別されている海外の大学院で研究を希望する方が多いのが特徴です。

また昨今注目を集めているコーチングは、クライアントの目的、目標を達成するための手法であるのに対し、カウンセリングは心的な問題を援助する
ことが多いため、コーチングとカウンセリングは大きく異なる学問であることも忘れてはなりません。



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