加藤 かほさん|Kaho KATO

加藤 かほ|Kaho KATO

合格スクールUniversity of Washington
University of Pittsburgh
Emory University
UC San Diego
留学先(国)アメリカ
専攻(メジャー)Master of Public Health-Genetics
職業医療関係

今回インタビューにご協力頂きました 加藤さんは、遺伝カウンセラーという非常に専門性の高いお仕事で5年以上のキャリアをお持ちでいらっしゃいます。そんな加藤さんがどの様な理由でどの様なMasterを目指されたのでしょうか? またご多忙の中、どの様にお仕事との両立をされ見事アメリカMPHのトップ校より合格を勝ち取られたのでしょうか?きっかけからご準備の経過まで、詳しくお話をお伺いする事が出来ました。

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

Q1. まずは大学院留学を目指されたきっかけからお伺いできますか?

海外の大学を卒業している従姉妹からいつも刺激を受けており、大学生の頃からいつか留学に挑戦してみたいと思っていました。

就職をして3年目の頃から更にその気持ちが強くなり、コロナ禍で考える時間も増えたことから就職5年目で決意が固まり、大学院留学を具体的に目指す事にしました。


Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?

Q2. 大学院留学に向け、いつ頃からどのようにご準備を進められましたか?

最初は漠然と留学したいという気持ちだけで、いつか必要になるであろうTOEFLの勉強を始めました。

1年位対策をした頃に、次のアクションとして、本当に現実的なのかどうか、どのくらい費用がかかるのかという事や、どんな大学があるのか、などを調べ始め、どうやら費用的に奨学金などが得られないと難しい事も知り、奨学金の申請も含め準備を進めていく事にしました。

ただ仕事をしながら一人で準備を進める事は現実的に難しいと思い、5月位にこちらのコンサルをお願いしました。

そこから奨学金用のエッセイを作り申請をし、併行して出願校についてご相談をしながら決めていき、具体的な書類の準備、手続きを終えたのが1月位だったと思います。


Q3. 専攻や国、出願校はどのように選ばれましたか?

Q3. 専攻や国、出願校はどのように選ばれましたか?

病院で働いた5年間の経験から、ヘルスケアシステムや遺伝医療についてより深く学びたいと思っていました。興味や希望を担当のコンサルタントに伝えながら専攻についてアドバイスをもらううちに、公衆衛生が学びたい内容に近い事を知り、アメリカ、イギリス、オーストラリアで興味に沿うプログラムをご紹介頂きました。

イギリスの大学院は履修期間が1年と短かったので、最終的には2年間のコースがあるアメリカに絞りました。また、アメリカの遺伝医療について学会などで耳にする機会も多かったので、そういった面でもアメリカがイメージしやすかったという事もあります。

アメリカの公衆衛生学の中でも、私のバックグラウンドに近い遺伝分野が含まれていて、在籍されている教授の論文タイトルなども見ながら興味に沿うプログラムを絞っていきました。

さらに奨学金が得られなかった場合に備えて、比較的学費が抑えられる州立の大学についても担当コンサルタントの方と相談しながら、候補校に入れました。最終的に、最も志望度の高い第一志望校2校、第二志望校3校、それ以外に数校と複数の選択肢を用意しました。


Q4. 今回見事複数校より合格を得られていらっしゃるという事ですが、進学校選びに関しては迷いなどありませんでしたか?

Q4. 今回見事複数校より合格を得られていらっしゃるという事ですが、進学校選びに関しては迷いなどありませんでしたか?

本当に幸いな事に、もともと希望の強かった出願校より複数合格を頂けて、最終的にUniversity of WashingtonとUniversity of Pittsburghでとっても迷いました。

この2校はMPHの中でもGeneticsのメジャーを持っている大学で、もともととても希望が強かったので、合格を頂いてとっても嬉しかったのですが、その分とても迷いました。

シアトルにはいとこも住んでいますし、University of Washingtonで学んだ知り合いもおり、縁としてはUniversity of Washingtonの方が強かったです。

University of Pittsburghは合格後の在学生のコミュニティからのサポートが手厚く雰囲気がとても良かった事と、合格の際に奨学金もoffer頂けたという点から、最終的にUniversity of Pittsburghへの進学を決めました。


Q5. 留学ご準備の中で大変だった事や印象に残っている事があったら教えて頂けますか?

Q5. 留学ご準備の中で大変だった事や印象に残っている事があったら教えて頂けますか?

本当に大学院に行けるか分からない状況の中で、TOEFLの対策、奨学金の申請、志望校の選定などの準備を進めつつ、仕事もしていたので、その重なった時期が精神的にも大変でしたね。

フルブライトなど奨学金の申請を6~7月に終えてからは出願校の検討などに集中できました。奨学金の申請で作成した書類を元に、どこを各大学院のプログラム向けにアレンジするかなど、コンサルタントからアドバイスを頂きながら作成しました。Diversityエッセイについてはアイデアがなかなか浮かばず、色々アドバイスを頂きながらようやく仕上げました。

とにかくタイムマネージメントが大切でした。当初は仕事が終わってから、夜にTOEFLの勉強をしていましたが、仕事の疲れから予定通りに進まないことも多かったので、朝に勉強するように切り替えました。そこからはコンスタントに進みました。


Q6. 色々な経過を経て間もなく留学へのご出発を控えておられますが、留学中/ 留学後の抱負や今の心境をお聞かせ頂けますか?

Q6. 色々な経過を経て間もなく留学へのご出発を控えておられますが、留学中/ 留学後の抱負や今の心境をお聞かせ頂けますか?

私は留学経験もなく、海外の長期滞在は初めてなので、今は不安の方が大きいです、、8割位ですかね(笑)。

アメリカで多くの遺伝カウンセラーの方とお会いしてネットワーク作りや交流をして、そういった経験を日本に持って帰ってきたいです。これからの予防医療に向け、遺伝的にハイリスクの方のへのケアや定期的な検診などのアメリカでの体制を実際に見学し、日本でのシステム作りに貢献できるよう学んできたいです。

あと国民皆保険とプライベート保険の違いなど医療システムの違いや、遺伝検査の解析方法など、そういった知識についても習得してきたいと思っています。


Q7. 色々なお話、ありがとうございます。最後に現在大学院留学を目指されていらっしゃる皆様へアドバイスやメッセージなどございましたらお願いたします。

Q7. 色々なお話、ありがとうございます。最後に現在大学院留学を目指されていらっしゃる皆様へアドバイスやメッセージなどございましたらお願いたします。

私は仕事を辞めて留学するので、最初のハードルは自分の希望を周囲に伝える事でした。話すまでは本当にドキドキしていましたが、正直に話したところ、前向きに捉えてくれました。家族含め皆応援してくれ、とても励みになりました。教授や上司も快く推薦状を書いてくださいましたし、臨床で日々頑張っている遺伝カウンセラーの先輩方や仲間が、“学んで帰ってきてね”と背中を押してくれました。同じような悩みを持っている方は、応援してくれる人はきっといるので、勇気を持って周りにお話頂いて良いと思います。

大学院留学の準備は、長期戦になりますし、社会人の方だと周囲に同じように留学を目指す方がいない場合も多いと思います。モチベーションを保つために、いつ頃何をすれば良いのか、今優先的に何をすべきなのかを明確にすることが大切だと思いました。

私も担当のコンサルタントの方からその都度、“この1か月はこれをしましょう”とか、“いつまでに何をしましょう”、というアドバイスを頂きながら準備を進められた事がとても助かりました。沢山すべき事がある時期でも優先順位を判断しながら計画を立てる事で、精神的にも準備しやすくなると思います。