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海外大学院 合格者インタビュー



海外大学院 合格者インタビュー ここでは見事海外の有名大学院に合格された方のインタビューを掲載しています。
斎藤 寿葉さん 早稲田大学 博士課程
合格校:
1. Brown University: Masters in American Studies
2. University of Rhode Island: PhD program in English
3. St. John’s University: Doctor of Arts in English
今回インタビューにご協力頂きました斎藤さんは、アメリカのアイビー・リーグに所属する名門大学院、ブラウン大学に合格されました。その他でもいくつかのPhDコースに合格しており、研究留学を目指されたきっかけからお話を伺いました。
今回は研究留学と伺っておりますが、まずはそのきっかけから伺っても宜しいですか?
私は今 日本の大学院で学んでいて、将来的には大学教員として教えながら自分の研究を続けるというのが目標なんですけれども、外国文学系の学科では年々、留学経験を求められる傾向が強くなり、ほぼ必須の状態になってきている様なんです。

今私たちが教えて頂いている年代の先生方というのは必ずしも留学されている訳ではないですし、博士号も文系の場合には就職前に取っているというケースは稀だったのですが、最近は留学して海外で学位を取る方が増えてきているので、大学教員を目指す場合、他の希望者との比較で留学経験や学位の有無が重要になると思います。

また、せっかく外国文学を勉強しているのだから、実際に作品が書かれた場所に近い環境で研究してみたいという思いも強くありました。

研究者の数も資料も豊富なところで指導を受け、研究することで、より質の高い論文を書けるのではないかと思ったのが大きなきっかけです。
Q2, 今回は日本の大学に在籍されている状態で留学をされると伺っておりますが、、
そうですね、今回は大学に籍を残し、留学届けを提出して留学する予定です。
ただ在籍期間が決められているので、留学期間が長くなると除籍する必要があります。
今後の状況によってその辺は考えていきたいと思います。
Q3, 先程 勉強される分野について”外国文学”というお話がありましたが、中でもどの様な分野を研究されていらっしゃるのですか?
19世紀のアメリカ文学、特にニューイングランドの作家が好きで、Nathaniel Hawthorneを研究対象にしています。

元々文学全般が好きで色々読んではいたのですが、学部の時に一度カナダに留学をし、カナダ文学を集中的に読んだことがありました。そうしたら、それらが比較的新しい時代の作品だったという事もあってか、多民族国家とか多文化主義社会とか、物語自体というよりも社会背景、政治的な要素が色濃く反映されていて…、抽象的な表現になってしまいますが、文学の外の声がうるさいように感じてしまったんです。 長く読んでいると気疲れして私に合わないな、と。

留学前は、カナダ文学で卒論を書くつもりでいたのですが、結局テーマの変更を思い立ち、たまたまカナダまで持っていっていた詩集を読んでみたところ、その中にあったEmily Dickinsonという詩人の詩が凄く良いと感じたんです。おそらく、カナダ文学と一番対照的なものだったからだと思います。

Emily Dickinsonは生涯独身で、自分の父親の家でほとんどひきこもった状態のまま過ごした人です。それでも、自然や神との対話を詩のテーマにして、広がりと深みのある自分自身の世界を持っています。彼女の詩を読んでいると凄く静かな気分になり、心を惹かれたので、卒論はEmily Dickinsonで書くことにしました。

Emily Dickinsonは19世紀の女流詩人なので、19世紀文学がご専門の先生に指導を受けました。卒論の手応えがそれなりにあったので、大学院に入った当時は、Dickinsonの研究を続けていこうと考えていましたね。

Q4, なるほど、そうすると必然的に留学を考えられた時からアメリカの大学という所までは決まっておられたのですね。その中でも出願校はどのようにして選ばれましたか?
まず、アメリカと言っても場所によって環境がかなり違うと思うので、自分が好きな文学が生まれた北東部のあたりで、と漠然と考えていました。

あとは規模が大きすぎないとか、歴史のあるところがいいなとか、大学そのものの環境についての好みもありましたね。

研究したい内容と、立地や大学内の環境等の希望を伝えて、候補を挙げていただき、その中から選びました。今回進学を予定しているブラウン大学は、日本の大学で指導を受けている先生が卒業された大学でもあるため、以前から色々とお話をうかがっていて、学生にとって快適で自由な校風というイメージがありました。

ブラウン大学にはEnglishのコースとは別にAmerican Studiesというコースが設置されていて、私は日本で既にLiteratureの修士号を取得していることもあり、今回の出願ではAmerican Studiesの方を選択しました。この選択も将来の計画を踏まえてのことです。近年、日本の大学では、コアな外国文学よりも文化を教える授業の需要が高くなっています。そのため、教える側も文学だけではなくて文化一般が教えられるというのが就職の際に一つの決め手になると言えると思います。それも、ただ教えられると自分で言ってもあまり説得力がないので(笑)、実際に文化系の学位を取得することが将来的に役立つのではないかと考えました。
Q5, 今回は複数校から合格が得られていると伺っていますが、進学校に関して迷いなどはありませんでしたか?
ブラウン大学以外は元々希望していたPhDで合格を頂けていたので、魅力的ではありました。

ただMasterからのスタートであってもブラウン大学で学べるチャンスは捨てがたかったのと、さきほどもお話したブラウン出身の先生からご自身の体験談として、「条件付き合格というか、同期の他の学生には課されていない修士論文の執筆を求められたが、最終的には途中で約半数が脱落していく中、最後まで残って誰より早く常勤の大学教員職を得た」というお話を伺って、勇気が出てきました。「最初に多少ハンデがあったとしても、チャレンジする価値はある」と言っていただき、自分でも頑張ってみたいなと思ったので決断しました。

Q6, 具体的に留学の準備を進められたのはいつ頃から、またどのように進められましたか?
もともといずれは留学するつもりでしたが、具体的に動き始めたのは博士課程に入った春でした。最初にこちらに伺って、どういった準備が必要なのか知る所から始めました。

まずは出願校選びで“こんな研究がしたい”とか、“こんな環境で学びたい”といった希望を伝えて、調べて頂いた大学の中から出願校選びを進めました。

それと同時期にTOEFLの勉強も始め、9カ月程度で出願に備えました。

特に出願校選びについては、本当にどういった大学があるかも分からず、自分で一つ一つ調べていてもどこから手をつけて良いかわからないし、時間ばかりが過ぎてしまって…という状況だったのでとても助かりました。
Q7, 9カ月の大学院留学への準備を思い返して頂いて“大変だったな”と思われるのはどんな事ですか?
まずはTOEFLのスピーキングですね。

学部時代の留学前に受けた事はあるのですが、なかなか慣れなくて、いつも言いたい事をすべて言い終わる前に制限時間が終わってしまうんですよね(笑)。

GREは数学がもう殆どゼロの状態まで忘れてしまっていたので、よく、日本人は数学で点数を稼ぐと聞いてはいたものの、本当にそうなのかな(笑)と思いながら、毎日少しずつ、とにかくコツコツ取り組みました。

TOEFLは6月にまず一度目の受験をしました。GREは、夏前はこちらで頂いた数学の復習テキストのみやっておいて、大学が休みに入った8月〜9月頃から本格的に準備し、合計3回受験しました。夏以降はTOEFLとGREを並行して受験していたわけですが、英語に関しては、GREの方が難易度が高いので、ReadingとWritingはGREを優先させ、TOEFLの対策はListeningとSpeakingを中心にしました。

他には、テスト対策に時間を取られたため、エッセイやライティングサンプルを進めるのが遅れてしまって、結局出願ギリギリになってしまったのが大変でしたね。
出願校が多かったので、大学毎にエッセイの内容や長さを少しずつアレンジする必要がありました。

大学の方でも授業に出ていましたし、論文も書いていたので、忙しかったです。
ただ論文は出願用のライティングサンプルとしても必要だったので、丁度良かったですね。

TOEFLもGREも3回ずつ受けたのですが、2回目の受験結果が微妙だった時はやっぱり凹みました(笑)。ただ、そこで何とか気を取り直すことができ、3回目の点数が予想以上に伸びたので嬉しかったです。こちらで受けていたスピーキングの授業も、家庭の事情で最後のクラスが受けられなくなってしまい、受験当日まですごく不安でしたが、授業の中で教えて頂いたメモを取る練習を家で続けていたので、それが良かったのかもしれません。

アメリカ大学院の受け入れ状況についてデータを見ると、日本では考えられないような倍率になっていたりするので、どうしても合格できる気がまったくしなくて、何度も心が折れそうになりました。実際、私が受け取った審査結果通知にも、4人の募集に対して百数十人の出願があったと書かれていたりしました。文学系の大学院でそんなに倍率が高いなんて日本では考えられないですよね…。
Q8, 渡航まで間近に迫っていますが、現在のお気持ちや留学中の目標を聞かせて頂けますか?
今までは文学を勉強してきましたが、今回はAmerican Studiesというかなり科目履修の自由度が高いコースですので、歴史・文化といった所を集中的に勉強したいなと思って楽しみにしています。

ただ、初めての土地で一から生活を始めるということで、大丈夫かな…という不安も少なからずあり、ドキドキしています。期待半分・不安半分ですね。やはり、知らない土地に行くのは緊張します。

住む所は大学と提携しているアパートメントで、キャンパスから徒歩で5分程度の距離にあります。バス・キッチンとリビングがあり、割と広々とした間取りのようです。
費用は少し高めかもしれませんが、光熱費が含まれているので、お風呂に沢山入ったり、夜遅くまで勉強して電気やエアコンを付けていても大丈夫という点は嬉しいです。

最終的にはブラウン大学でそのままPhDまで取得してくるというのが目標なので、入学後は、その希望を改めてアカデミックアドバイザーや教授に伝え、なるべく良い成績を修めて進学出来るように頑張りたいです。
Q9, ありがとうございます。では最後にこちらのインタビュー記事をご覧の皆様へメッセージをお願い出来ますか?
やはり留学したいという気持ちはあっても、実際に調べたり行動を起こすのが先延ばしになってしまうことってよくあると思います。でも、興味を持ったらなるべく早い段階でどのような準備が必要なのかとか、情報収集だけは早めにしてください。早いに越した事はないので。

特にPhDを目指している方は余裕を持って進めて、GREのSubjectの方も受けておくと、出願校の選択肢が増えますので、その辺りも計算に入れてスケジュールを立てるのが良いと思います。私自身、出願候補校を紹介していただいた際に、Subjectのスコアを要求している大学が複数あったため、受験の予約だけは事前にしておいたのですが、秋の時点でTOEFLとGRE generalが満足のいく点数に達しておらず、Subjectまで手を出してすべてが中途半端になるのは危険だということで、結局受験を断念しました。もう少し時間的な余裕をもって準備を進められていたら、Subjectを受けておきたかったなというのが、正直な感想です。

海外、特にトップ校のPhDコースは不合格が当たり前という世界なので、必然的に出願校数が多くなり、早め早めの準備が重要になると思います。

PhD希望の方は、身近になかなか経験者がみつからず、情報が少ないと思います。私も、大学に籍を置いているにもかかわらず、体験談を聞ける人がいなくて、どれくらい大変なものなのか、合格できる可能性はあるのかなど、わからないことだらけでした。自分で調べるには限界があると思い、サポートを受けましたが、 次々に出てくる不安なことや疑問を逐一聞いてアドバイスいただけるので、すごく助かりました。

それから、テストってどうしても低い点数を目の当たりにするのが怖いので、しっかり準備してから受けようと思ってしまいがちですが、テストの形式に対する慣れも重要なので、とにかく一度受けてみるのが良いと思います。私も初めてTOEFLやGREを受けた時は、想像以上に疲れてびっくりしてしまったんですよね(笑)。でも2回目の時は、「このテストは凄く時間がかかって、疲れるものなんだ」とわかった上で受験したので、落ち着いて受けられました。「初回は誰でもうまくいかないもの」と割り切って一度受けてみると、その後に凄く役立つと思います。

【斎藤さんこの度はご出発直前の貴重なお時間ご協力頂きまして誠にありがとうございました】
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